ノンワックスの床
以前からお世話になっている方の事務所の床です。
2年ほど前に事務所を新しくされました。
床はノンワックスで、手入れはいらないと言われたそうです。入口にはマットが置いてありますが、このたくさんのヒールマークは中の入口の前です。
ヒールマークは割と簡単に取れますが(ヒールマークの記事に飛べます)この中には傷もたくさん混じっています。
ワックスは光沢を出すことだけが目的ではありません。床の保護も大切な役割です。だからいくらノンワックスの床でも事務所店舗などはワックスが必要になってくると思います。事務所内が土足の場合は特に、靴に付いた泥や石などで床面を擦ることになります。深くなければワックスの面で傷は収まります。ひどい傷がつけば防げない時もあります。
きれいになった床、
ヒールマークもすっかりとれてます。
ワックスは、床材の種類、用途、使用頻度(一日の歩行者数)清掃回数(予算も含みます)によって様々な種類があります。ウェットワックス、ドライワックス、コーティングなど、施工方法も金額も大きく違います。
事務所、クリニック、店舗、住宅、老人施設、幼稚園など、お見積りに伺う度、一番いい方法を提案できればと思っています。
もう一つ大切なことは、予防です。
石、ごみを持ち込まないこと。そのために、マットを入口の外(荒目)と中にひくことが大切です。
よく見られるのは、7~80cmくらいのマットですが、このマットでは、一歩分、片足しかのらないことが多い。少なくとも両足マットの上で歩くべくですよね。このことだけで随分違ってくると思います。
大きいマットは見苦しいと思われる方も多くいらっしゃいますが、床を守るためには非常に大切なことだと思います。
ダイバーシティー(多様な働き方)
日経ビジネス最新号に男性の育児休暇、イクメンの特集がありました。
地方自治体の首長が相次いで取得を宣言したのは昨年のこと。
その中の広島県知事のインタビューも掲載されていました。
読んでいて、この時代の流れを物凄くうれしく感じ、同時に物凄く羨ましくもなりました。
こうやってトップの方々が率先して行動することが、時代を変えていくことにつながるんだと思います。
このことは、出産で40%の女性が職場を去る現実に、大手の企業も少しずつ本気で考え始めたからだと思います。有能な、熟練したスキルのある女性をやめさせることがいかにもったいないか。
おそうじままは、なるべく働きやすい体制、休んでも大丈夫な体制を心がけています。殆どが女性のスタッフで、子育てや介護が女性に重くのしかかっている現実をお互いわかっているからです。
おそうじままでは、子育てや介護のための仕事時間の変更や休みを取ることは当然のことです。お客様に迷惑をかけないよう、変更に伴う事務はとても煩雑になりますが、仕事と同じように家庭も大切です。
と同時に、長く続く雇用を目指す為には、働きやすい職場である必要があるからです。現実的に長期で働いてもらえれば、求人の回数を減らせます。また教育にかける時間も減らせます。
私が働き始めたころは、総合職もなければ、セクハラの概念もなく、女性は結婚までの腰かけと言われていました。
結婚まで時間がないのに、大学卒の女性が、なぜ働くのか?なーんて時代だったのです。 (年齢がわかりますね)
以前TVで、ベルリッツインターナショナルのCEO、内永ゆか子さんが、「どこに仲間がいるのか、全く見えなかった。自分一人で戦っているような、、、」というようなことをおっしゃっていました。少し年齢は上の内永さんですが、やっぱりみんなおなじことを感じていたんだ、連携は取れなかったけれど、みんなそれぞれの所で孤軍奮闘していたんだと妙に親近感を覚えました(内永さんとは、比べようもないですが)
私が初めて働いたのは、大手の金属メーカーの名古屋支店。営業のアシスタントでした。
聞こえはいいのですが、電話番ですね。コピーを一日中していることもありました。少しずつ仕事が面白くなった時、進むべき方向が見えません。もっと仕事をしたいのに、女性にはその機会さえ探してもない。
縦に上がっていく展望はなく、ただ仕事が横に広がって、仕事の量が増える、定年で退職する女性が同じ仕事をしていると分かった時、心底がっかりしました。
ここにいたら、私を生かしてくれる人も、生かせる仕事も女性である限りないんだと悟りました。
しかし仕事はとても面白く、もっとかかわりたくて、直属の課長に『背広を着てくるから、男性と同じ仕事をさせてください』と直訴したこともあります。ダメでしたが、、、
システム自体存在しないので(女性が男性と同じ仕事をする)当然です。
その後結婚と同時に東京に住むことになり、ひょんなことからマクドナルドの店舗開発課に採用されました(宅建主任の資格を持っていた)マクドナルドでも初めての女性の営業職でした。
採用基準が、男性とまったく同じというただ一つの事にひかれて選んだのです。
そのような企業はその当時全くありませんでした。内永さんは、IBMに最初入社しますが、外資系の企業ですら、難しかったのです。女性は法律で残業時間も限られていました。守られているような、差別されているような、そんな時代だったのかもしれません。
その後の様々な厳しさや、自分との闘い、子育てしながらの仕事の大変さ、素晴らしさ、体力勝負など、たくさん書きたいことが山のようにあります。
女性というだけで、同じことをしても散々いろいろ言われたり、女性だからこそ得られるいい機会を与えられたりもしました。この間に得られた経験は、ものすごく辛いことも、大変だったことも、今思えば、懐かしくて、本当に素晴らしい経験ばかりでした。大変なことがどんなに自分を成長させたか。
書ききれません、またの機会があれば
いっぱいの新雪
寒波が日本を覆い、何と3日間も雪の日が続いています。
日曜日は一日中降り、何年かぶりにたくさんの積雪。
家の周りも真っ白。
このところ高齢(もうじき13才)で元気の無いシェルティーのナナが、この雪で大はしゃぎ。しんしんとした真っ白な雪の中を、元気に走り回り、歌の犬は喜び庭駆け回り、、、』の通りで笑えてしまいました。病院にかかり、寝てばかりのナナはどこにいる????とびっくりです。
今日のまま号です。
一番積っているところで12㎝ありました。真っ白で落とすのが残念なくらい。
朝はスタッフの連絡で大忙し。時間変更や、内容変更で大変です。事務所も電話が一段落してから、みんなで駐車場と道路の雪かきです。汗だく。
雪の時は何故かしーーーんとしていて暖かい。
不思議です。
雪が降る
雪が降る
手のひらにそれを受け
すぐにとけるのを悲しむ
(小さい時に見たTVの中で、雪を手に受けながら、
ブランコに乗っていた主人公が歌っていた?歌)