ノンワックスの床
以前からお世話になっている方の事務所の床です。
2年ほど前に事務所を新しくされました。
床はノンワックスで、手入れはいらないと言われたそうです。入口にはマットが置いてありますが、このたくさんのヒールマークは中の入口の前です。
ヒールマークは割と簡単に取れますが(ヒールマークの記事に飛べます)この中には傷もたくさん混じっています。
ワックスは光沢を出すことだけが目的ではありません。床の保護も大切な役割です。だからいくらノンワックスの床でも事務所店舗などはワックスが必要になってくると思います。事務所内が土足の場合は特に、靴に付いた泥や石などで床面を擦ることになります。深くなければワックスの面で傷は収まります。ひどい傷がつけば防げない時もあります。
きれいになった床、
ヒールマークもすっかりとれてます。
ワックスは、床材の種類、用途、使用頻度(一日の歩行者数)清掃回数(予算も含みます)によって様々な種類があります。ウェットワックス、ドライワックス、コーティングなど、施工方法も金額も大きく違います。
事務所、クリニック、店舗、住宅、老人施設、幼稚園など、お見積りに伺う度、一番いい方法を提案できればと思っています。
もう一つ大切なことは、予防です。
石、ごみを持ち込まないこと。そのために、マットを入口の外(荒目)と中にひくことが大切です。
よく見られるのは、7~80cmくらいのマットですが、このマットでは、一歩分、片足しかのらないことが多い。少なくとも両足マットの上で歩くべくですよね。このことだけで随分違ってくると思います。
大きいマットは見苦しいと思われる方も多くいらっしゃいますが、床を守るためには非常に大切なことだと思います。