おそうじままな一日

レベルアップ講習 皮の椅子

2010/07/31

木曜日に、更なる椅子のレベルアップのため、椅子の講習会を社内で致しました。

今回の目的は、皮の椅子のクリーニングです。皮のクリーニングは出来るところが少なく、技術をさらに上げ、お客様のご要望にこたえていきたいと思っています。また、皮の椅子は洗えると知らない方が多く、そんな意味でもお客様の開拓につながるのではと、思っています。

  

     

  

  この椅子は購入して30年たったものです。風格がありますが、やはり、くたびれていますね。しかし、掃除機を丁寧に書け、水ぶきをしてやり、前処理をした後、泡で洗って、シミのあるところは手当てし、最後に皮用のローションを塗れば、見事に別物で甦ります。本当にきれいです。

これは普通の事務用の椅子の繊維を超拡大したところです。こちらの画面は、あまり汚れていない背面などの所です。

こちらの画面は、手で持つ上の所や、足が触る座面の端のところです。大体はタンパク質ですね。

椅子は人が座り、皮膚が触れるため、通常の汚れと、タンパク質の汚れなのです。

(だからお洗濯が必要ですよね?)

汚れで色が変わり、繊維もつぶれています。カーペットでも同じですが、汚れが蓄積し、いっぱいになっているのです。

   

   

この超拡大した繊維の椅子は10年選手の椅子をお借りしました。半分に分け、右半分を養生し、左のみ洗いました。こんなにきれいになりました。

こんなき色だったのかと、びっくりします。

お借りした会社に返しに行くと「おお~~~(@_@)」と喜んでいただきました。

 洋服は毎日お洗濯するのに、毎日座る椅子は、何故洗わないの?

    

椅子クリーニング

2010/06/12

 

 

  昨日あるお宅の椅子のクリーニングに伺いました。

  先週ハウスクリーニング協会の講習にもなった泡を使った洗浄方法です。

 

  この使用する泡状の洗剤は、7%しか水分を含まないため、中のウレタン

 などにしみ込まず、清掃後半日で(3~4時間くらい)使用可能になる

 優れものです。

 また各種の汚れに対応する染み抜き剤も使用。

 シミなどをより完璧に取り去ります。

  

 泡で洗浄しているところ。

      洗浄前                                 洗浄中

     

       →

  

 洗浄後 よみがえりましたね~(^◇^)

 

 

  上記の写真は今回のものではありませんが、この泡の洗浄方法は

 新幹線でも採用されているものです。

 

   もうひとつの大きな特徴として、も洗えるということ。

 通常皮は洗えないと、張替をすることが多いのですが、

 お水をあまり使用しないこの方法は、も見事に再生できます。

  (バックスキンや、表面加工が取れてしまったものなど

  一部出来ないものもあります)

  

 

  最後に仕上げ材のローションを塗って皮がよみがえります。

  

  

  

    

    

    今回は皮の椅子はありませんでしたが、たくさんの椅子を

クリーニングしました。家の方は、とってもすっきりして

空気まできれいになった感じと言ってくださいました。

 

   

  喜んでいただける結果になり、ほっとする一瞬です。

  

     おそうじままからの提案

 

   椅子は毎日座るものです。

 体が触れ、皮脂汚れ、ホコリが少しずつ堆積し、その上に、暖かい環境

 のため、目には見えませんが、ダニなどの温床になります。

 晴れた日に、移動できる椅子は外で、移動できない 椅子は、

 風通しのいいところで、定規などのような長い棒で座面をたたき、

 中のほこりを浮かせます(たたくだけで、大体ほこりが出てきますよ)

 

  先を小さいものに変えて、掃除機で吸ってください。

 縫い目や、入り込んでいるところ、手の触るところなどを

 特に丁寧にかけます。

 それだけでもずいぶんすっきりしますよ。

    

   試してみてください。✌

 

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